三島市・沼津市を中心とした静岡県東部伊豆地方にお住まいの方へ
口元をキレイにするには、セラミックの被せ物にしただけでは完成しません。歯並びが悪い場合は歯列矯正との併用が必要になり、歯が無い場所があればインプラント治療が必要になります。様々な技術を駆使して治療を行います。どれ一つ欠けても中途半端な仕上がりになってしまいます。どんなにキレイなセラミックの歯にしても、入れ歯の銀のバネが見えては美しさが半減してしまいます。
保険診療で使用されている銀歯は、1961年に国民皆保険が導入された、まだ戦後の貧しかった経済状況下でやむなく使用された、いわくつきの代用合金である金銀パラジュウム合金がいまだに使用されています。成分は金12%、銀50%、パラジュウム20%、銅17% で国際スタンダートから認められていない金属なのです。金属アレルギーの問題もあり、銀は硫化するためジンジバリス菌が産生する硫化水素で黒化し雑臭を発生します。金属を使用しないセラミック治療をお勧めします。
白い詰め物・被せ物できれいな口元をつくる時に大切なポイントがあります。
①美しさ:違和感なく自然に美しくみえること
②耐久性:できるだけ長く使えること
③再発リスク:治療した歯が再び虫歯にならないようにすること
④安全性:金属アレルギーにならないこと
前歯の被せ物
①より美しい順②耐久性がある順③再発リスクの低い順④金属アレルギーのリスクが無い順
セラミック>ジルコニア>メタルボンド>前装冠
詰め物
①より美しい順:セラミック>ジルコニア>プラスチック>ゴールド>銀歯
②耐久性がある順:ゴールド>ジルコニア>セラミック>銀歯>プラスチック
③再発リスクの低い順:ゴールド>セラミック・ジルコニア>銀歯>プラスチック
④金属アレルギーのリスクが低い順:セラミック・ジルコニア>プラスチック>ゴールド>銀歯
奥歯の被せ物
①より美しい順:セラミック>ジルコニア>プラスチック>ゴールド>銀歯
②耐久性がある順:ゴールド>ジルコニア>セラミック>銀歯>プラスチック
③再発リスクの低い順:ゴールド>セラミック・ジルコニア>銀歯>プラスチック
④金属アレルギーのリスクが低い順:セラミック・ジルコニア>プラスチック>ゴールド>銀歯
セラミックの歯は歯と同じぐらいの硬さで製作されています。技術的に歯より硬くすることは出来ますが、歯はご飯を食べる時かみ合う歯とぶつかり合うので、硬すぎるとかみ合う歯がダメージを受けて、最悪の場合歯が折れてしまいます。逆に柔らかすぎるとセラミックの歯が直ぐに割れてしまいます。その為同じくらいの硬さにしています。セラミックの歯が割れてしまうと言う事はすなわち、歯が割れてしまう状況になったのです。具体的にその原因には次のようなものがあります。
①歯並びが悪い:歯にかかる力の方向が悪く一部分の歯に応力が集中してしまい割れる。対策は矯正で歯並びを治す②噛む力が強すぎる(顎の力が強い人、歯ぎしりや食いしばりがある)。対策はマウスピースを使うもしくは咬筋へのボトックス注射で噛む力を弱める)③悪習癖がある(前歯で噛む、釣り針を噛む、釘を噛む)。対策は癖を治す④外傷(喧嘩、スポーツ、事故)対策はスポーツの場合のみマウスピースをする。
セラミックの歯が割れてしまう事は悲しいことです。但し歯が割れるような力が掛かった時、セラミックが割れることによりご自分の歯やかみ合う歯が折れることなく、守ってくれたのです。被せ物をつける時は、対策を行ったうえで治療を行う事をお勧めいたします。
従来、インレー(虫歯治療に使う詰め物)はアマルガムや金属が使用されてきましたが、金属の黒い色が目立ち、見た目がいいとはいえませんでした。しかし白色のセラミックなら治療箇所はまったく目立たず、自然に見えます。
クラウンとは、虫歯を削り取った後に歯の全体を覆う被せ物のことです。ブリッジとは、両側の歯を支えにして欠損歯を修復する治療法です。虫歯の進行具合によっては被せ物やブリッジの治療になります。セラミックを使用することで、金属や歯科用プラスチックでは得られない自然な透明感と白い輝きを取り戻すことができます。
ラミネートベニアとは、レジン治療の劣化・変色の再治療や小さい歯を大きくする時に選択する治療法です。セラミックの薄片を歯に貼り付け、天然歯のフォルムや健康的な色つやを再現します。
検査器具やレントゲンで、歯やあごの骨の状態を調べます。当院はデジタルレントゲンの為、少ない被ばく量で素早く正確な画像診断が出来ます。
歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかをご説明し、審美歯科治療計画をご案内します。歯並びが悪い場合は矯正の視点からも、歯が無い場合はインプラントやブリッジ・入れ歯からも、様々な視点から診て治療法を考えます。
詰め物や被せ物の土台になる歯を削ります。神経のある歯にはなるべく取らずに治療できるように致します。
詰め物や被せ物を装着します。被せ物の材料に合わせて最善の接着剤を使用致します。
詰め物や被せ物を長持ちさせるために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。被せ物を装着した日が治療ゴールではなく、歯が再生したスタートなのです。
メリット
デメリット